活性酸素は、その名のとおり活動力の強い酸素であり、体内の細胞を酸化させて傷つける作用があります。遺伝子内の核酸にとりつけば、正常な細胞をがん細胞へと変質させますし、悪玉コレステロールと結びつけば動脈硬化の原因になります。皮膚内のコラーゲンにとりつけば、しわやたるみなど皮膚の老化を招きます。ほかにも、糖尿病、リウマチ、アルツハイマー病、胃潰瘍など、活性酸素が原因となって発症する病気はなんと二〇〇を超えるといわれます。活性酸素はまさに万病のもとなのです。
現在、医学界ではこの活性酸素を危険視し、除去するためのさまざまな研究が進められています。その一つが、活性酸素を吸収する作用があると研究発表された「還元水(電解還元水)」です。一九九七年、九州大学農学部の白畑宵隆教授(現在は大学院農学研究院所属)と日本トリムの研究グループが共同研究の末に発表しました。
還元とは酸化されたものをもとにもどす作用のことであり、還元水とは還元力に優れた水という意味です。この還元水も専用の整水器を使って、電気分解してつくります。水を電気分解すると、陰極側に還元水ができあがります。そのなかには「活性水素」が多く含まれており、これが体内の活性酸素と結合すると「ただの水」となって無毒化され、体外に排出される、というのが研究グループの見解でした。
ただ、還元水のつくり方は、先ほど述べたアルカリイオン水と同じです。結論からいえば、アルカリイオン水と還元水は同じものなのです。
両者の違いは、整水器のメーカー。TOTOやナショナルはアルカリイオン水と呼び、日本トリムは還元水と呼びます。なぜ、日本トリムは還元水としたかといえば、活性酸素を吸収する作用が強いことを強調するため、そうネーミングしたようです。
気になるのは名称よりもその健康作用です。白畑教授の研究グループが、還元水は「還元力に優れている」と示した見解は事実です。還元水が活性酸素を抑えたというデータは数多く取られ、実証されています。還元水には活性酸素の働きをくい止める抗酸化力がたしかにあり、科学的に証明された機能水といえるのです。
「還元水」と「アルカリイオン水」は同じもの。